字幕・吹き替え・ローカライズ / FIELD NOTES
多言語バージョン管理表:映像・字幕・音声をそろえる
固定の管理番号、依存関係、個別の承認状況で、映像・字幕・音声・紹介文・画像を管理します。
言語や配信先が増えたとき、誤った版の公開を防ぐには?
「日本語版が完成」だけでは、映像、音声、字幕、タイトル、説明文、画像のどれが承認済みか分かりません。管理表を実際のファイルに結び付け、公開に必要な組み合わせを確認できるようにします。
1行の単位を決める
「コンテンツ番号+対象言語・地域+納品用途+映像の版」を1行の単位にします。字幕、音声、タイトルと説明文、画像の版は別々の列にし、担当者、状態、承認日も記録します。一つの完了欄だけで全資産を管理しないようにします。
- 固定のコンテンツ番号を使う
- 地域や表記の違いを区別
- 納品用途と現在の担当を記載
関連する資産の依存関係を記録する
映像の再編集は字幕の時刻や吹き替えに、商品名の変更は字幕・紹介文・画像に影響します。変更内容ごとに再確認する列を決めます。YouTube のように翻訳タイトルと説明文を別途登録するサービスもあるため、紹介文を字幕ファイルだけに残さないようにします。
- 対応マスターを明記
- 影響する承認を再確認待ちにする
- 差し替え履歴を残す
6行の管理表の例
デモ動画を中国語・英語・日本語で、横版と縦版に出すなら6行です。日本語横版は「DEMO01/ja-JP/16:9/映像V04/字幕V03/音声V02/紹介文V02/最終確認待ち」と記載できます。縦版だけの切り抜き変更なら横版まで更新する必要はありませんが、台詞変更なら各言語の依存資産を確認します。
- 各行にファイルの場所を記載
- 不要と未制作を区別
- 承認済みの組み合わせだけを公開
公開後の状態も記録する
公開前は別の担当者が管理表からファイルを開き、言語、画面比率、冒頭、末尾を確認します。公開後は実際のURL、時刻、再生確認結果を追記します。取り下げや差し替えも残し、次回に旧版を選ばないようにします。
- 公開先の言語と管理表を照合
- 画像・タイトル・動画を照合
- URLと確認者を記録
引き継ぎ前の確認
- 資産ごとに承認状況を管理します。
- 変更の影響を見て再確認範囲を決めます。
- 管理表をファイルと公開先に結び付けます。
架空のプロジェクトと具体例は作業方法を説明するためのものです。実際の納品では、受領者の仕様と合意した作業範囲に従ってください。